今まで自動車ディーラーで働いてきたはむとが整備士の仕事の解説をします!
自動車整備士ってどんな仕事だろうって知りたい方、目指している方に伝われば嬉しいです。
目次
定期点検
整備士の仕事といったらメインは自動車の点検になります。
自動車を直すのが仕事じゃないのって思われますが、調子が悪いで入庫する車両より点検で入庫されることの方がかなり多いです。
車検や法定点検などでエンジンルーム、足廻り、下廻り、外装、内装、電装系などを一通り点検します。
自動車に問題がないか、目視点検、実際に触ってみて異常がないか触診、警告灯が点灯している場合はコンピュータ診断など故障に合わせて点検方法があります。
点検の結果異常がある場合はもちろん、交換の提案をしますが、今は大丈夫でも近々交換になりそうなものがあれば交換の提案をします。
お客様説明
昔の整備士は作業ができればいいとされてましたが、現在は話せない整備士はいらないと言われるくらい重要な事です。
担当の営業が危ないから交換した方がいいですよと勧めるのと実際に点検をした整備士が状態を説明しながら勧めるのだと圧倒的に後者の方がユーザーも説得力があると思います。なので、最近は実際に見た整備士が説明をすることがかなり増えてきています。
工場によって説明は全てサービスフロントと呼ばれるお客様係と決められていることもあります。
ですが、整備士のステップアップでサービスフロントになる方はかなり多いのでずっと作業だけでやっていくのは難しいと思います。
一般整備
オイル交換やバッテリー、タイヤ交換などの消耗品の交換。
エンジン、ミッション、ブレーキなど故障があった時に分解、交換作業です。
1番整備士の仕事でイメージしやすいかも知れません。
またその他にもナビ、オーディオ、ETC、ドライブレコーダーなどの内装品取付、エアロ、スポイラーなどの外装品取付など一通り作業することがあります。
検査業務
ある程度点検や作業ができるようになると会社から整備主任に任命されたり、整備主任を1年以上経験した後は自動車検査員になれるかも知れません。
仕事内容は整備主任は他の整備士が作業した自動車の検査ができるようになります。分解整備に該当する作業をした時は必ず検査が必要になります。
また、自動車検査員は車検をする時の検査ができる人になります。指定整備工場と呼ばれる工場では陸運局へ行かなくても車検を通すことができ陸運局の検査員に代わって検査できる資格になります。整備の知識だけでなく自動車に関する法律も分かっていないとできない仕事です。整備士を続けていればなる機会はかなり多いと思います。
板金見積もり
自動車のボディなどの外装が傷ついた際に実際に車両をみて見積もりを作成することもあります。
同じ自動車ですが、板金の知識は整備の知識+ボディやフレームの知識、修理方法の知識など整備士のステップアップになります。
また、事故などで保険修理となると保険会社のアジャスターと修理の打ち合わせや金額の協定などの仕事もあります。
工場長
工場のトップになります。
整備士の全ての業務ができるのは当たり前ですが、それに加えて売り上げの管理、工場のマネージメント、クレーム対応など工場の責任者になります。
まとめ
整備士の主な仕事内容を紹介しました。いかがでしたでしょうか?整備士のやっていることが少しでも伝わったら嬉しいです。他にもこんなことが知りたいなどありましたらお問い合わせからよろしくお願い致します。ご覧頂きありがとうございました^ ^
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